【目次】
これまでのあらすじ
前回記事を参照されたし。
もっとも、当記事だけで話は完結すると思われる。
あと前回記事と同様、タイトルと箇条書きのみで話を進める。
この記事を読む前提条件
- 自己の責任と判断で対応できること(これ最重要)
- 以下の環境で運用予定の方。
ずばり設定内容
その前に、事前確認すること
当記事の手順では全て「さくらのレンタルサーバ」コントロールパネルで設定を行う。「さくらのドメイン」ドメインコントロールパネルは使用しない。

さくらのメールボックス(実体は機能制限版さくらのレンタルサーバー)のサーバ情報を開いて、ホスト情報を確認。メモ帳にでもテキストコピーしておく。後述するMXドメインの設定で使用する。

【一部の方限定】過去に誰かが取得・作成した独自ドメインを使用する場合の注意点
- 過去に誰かが取得・作成した独自ドメインの場合で、古いゾーン情報が残っている場合、さくらのレンタルサーバのコントロールパネルでドメインを追加しようとしても失敗する。
- このため、「さくらのドメイン」で取得したドメインに古いゾーン情報が残っている場合、ドメインコントロールパネルを開いて、古いゾーン情報を削除する。

本題
以下の操作詳細については「さくらのレンタルサーバ」サポートページなどを参照すること。ここでは概要のみ記載で、かっ飛ばす。
「ドメイン/SSL」のページを開き、ドメインを新規追加する。(ここでアカウントやサーバと、独自ドメインが紐付けられる模様。)
ここが今回の肝。「DNSレコード設定」を行う。なお画像はあくまでも「さくらのレンタルサーバ/メールボックス」での設定例ということで、宜しく。

設定が完了すれば「設定する」ボタンを押して、ページを閉じる。
DNSレコード情報がネット上に反映されるまで少々待つ。さくらサービス内であれば1時間も要らないかと。多分。
待ってる間にメールアドレスを作成する。詳細は公式サイトのサポート情報など参照願う。
作成したメールアドレスでメール送受信テストを行い、問題なければ完了。問題があればエラーメールの内容などで推測して対処する。

おまけ情報
- 設定修正後、エラーメールは返ってこないが、作成したメールアドレスにメールが届かない場合、送信元がリトライ送信を行う場合があるので、最低でも10分以上は様子を見る。
- エラーメールの内容について、メールアドレスが存在しない、相手先サーバに拒否された、などの場合は、少なくともメールサーバにメールは届いていると思われる。
- 以上、問題切り分けの参考にでも。
DNSレコード設定について、もう少し詳しく
DNSやレコード情報について、詳細は参考書籍や他のwebサイトを当たってほしい。ここでは先の設定例画像を元に話を進める。
NSレコード
- 変更不要。デフォルト設定のまま。
Aレコード
- Aレコードでwebサーバの設定を行っている。
- 設定値は、IPアドレスのみ。
- はてなブログ ヘルプ「はてなブログを独自ドメインで利用する」の「ドメイン事業者側での設定例」に記載されたIPアドレスを、そのまま設定する。
MXレコード
- MXレコードでメールサーバの設定を行う。
- 書式としては「優先度 ドメイン名」で、それぞれ半角スペースで区切る。
- 「さくらのメールボックス」ではメールサーバがひとつだけのため、優先度の値は正直、何でもOK。但し数字に限る。
- 特に何も考えず、であればデフォルト「10」のままで良い。
- 蛇足だが、2桁であれば10と20の間に後から15を入れたりできる。まあCOBOLとか行番号が必要な言語寄りの豆知識か。
- というか、webサーバの設定ファイルなどで先頭に数字を入れて優先順位を設定する文化の影響か。
- ドメインは、サーバ情報で事前確認したホスト名「www[nnn].sakura.ne.jp.」を、末尾ドット付きで設定する。([nnn]の値は、割り当てられたサーバごとに違う。)
- メールサーバなのに「www」とは?という細かいことは気にしない。気にしちゃいけない。(さくらのレンタルサーバに限る)
- 念のためしつこく書くが「さくらのレンタルサーバ/メールボックス」で設定するMXレコードのドメインは、初期ドメインでも独自ドメインでもない。レンタルサーバのホスト名である。
TXTレコード
- 「エントリー」ごとに1つだけ「TXTレコード」を設定する。Aレコードのように複数追加すると、いずれか先に読まれた方の「TXT」が優先され、残りは破棄されるらしい。(すまぬ、未確認情報。)
- デフォルトで「v=spf1~」と設定されている場合があり、ドメイン(設定上はレンタルサーバのホスト名)に差異がなければ、そのままでOK。
- ちなみに上記の「v=spf1~」は、メールの認証などに関わる設定。Gmailなどではこの情報がないとメール受信を拒否するようになった。詳細は他を当たってほしい。
- 「Google Search Console」のドメインプロパティなど、他にも「TXT」に記述が必要であれば、適宜追記する。但し先に書いたように「TXT」はエントリーごとに複数追加しない。
- 設定完了後、改めて「DNSレコード設定」を開くと、システムが勝手に「TXT」を増やしている場合がある。この場合、先の画像例のようにSPFレコードを1行目に設定すれば解決する(した)。
あとがき
もっと簡潔に書くつもりだったが、思いのほか長文になった。
あと、独自ドメインを扱うなら、やはりDNSやネットワークの事は、もう少し詳しくなった方が良さそう。
ちなみに個人的には「DNSがよくわかる教科書」という書籍が気になっているが、2025年12月頃に第2版が販売されるそうなので、第2版が発売されるまで、初版本を図書館で借りようかと思っていたりする。